2012年08月12日
「を」の発音
【読み方:をのはつおん】
沖縄県外にもみられると思うが、「お」の発音がすべて「を」となる方がいる。
よーく聴かないとわからないほどの違いかもしれない。
例えば、「おきなわ」を「をきなわ」もしくは「ぅおきなわ」と発音する。
どちらかというと、年配の方に多いみたいだ。
調べてみると、実は「お」と「を」は江戸時代ぐらいにほぼ同じ発音になったらしい。
(さらに古い時代は「ふぉ」のような音だったらしい)
このような、発音の変遷を「唇音退化(しんおんたいか)」という。
では、沖縄ではなぜ残っているのか。
沖縄の方言には現在では使われなかった古語が保存されているという。
いわば、唇音退化が始まらずに古い発音のまま使っているのだ。
今でも、言語学者が沖縄の田舎を回って研究しているほどだから、
沖縄の言葉を知れば、昔の日本語がわかるといっていい。
とても大事なことなのだ。
あなたの身近な人で、「を」の発音ができる人は古語の伝承者である。
「へんな発音」なんて笑っちゃあいけないよ。
沖縄県外にもみられると思うが、「お」の発音がすべて「を」となる方がいる。
よーく聴かないとわからないほどの違いかもしれない。
例えば、「おきなわ」を「をきなわ」もしくは「ぅおきなわ」と発音する。
どちらかというと、年配の方に多いみたいだ。
調べてみると、実は「お」と「を」は江戸時代ぐらいにほぼ同じ発音になったらしい。
(さらに古い時代は「ふぉ」のような音だったらしい)
このような、発音の変遷を「唇音退化(しんおんたいか)」という。
では、沖縄ではなぜ残っているのか。
沖縄の方言には現在では使われなかった古語が保存されているという。
いわば、唇音退化が始まらずに古い発音のまま使っているのだ。
今でも、言語学者が沖縄の田舎を回って研究しているほどだから、
沖縄の言葉を知れば、昔の日本語がわかるといっていい。
とても大事なことなのだ。
あなたの身近な人で、「を」の発音ができる人は古語の伝承者である。
「へんな発音」なんて笑っちゃあいけないよ。
Posted by むる沖縄 at 12:50│Comments(0)
│わ行
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