2012年08月06日

ラーメン脅威じゃない論

【読み方:らーめんきょういじゃないろん】
世紀を越えたあたりだろうか。あちこちにラーメン専門店を見かけるようになった。
かつて「沖縄のラーメン店は不作」とまで言われてた頃に比べ、180度変わったと言えよう。
もう、ラーメンは中華料理店のオマケ的「中華そば」ではないのである。

そして「ラーメン屋におされて、沖縄そばのお店はなくなってしまわないか」という声がある。
街でラーメン屋を見かける以上に、「沖縄そば」の看板は見かけない、むしろ減っているというのだ。
まるで、ラーメン屋が沖縄そばにとって代わるのでは、という意見だ。

でも、ラーメンと沖縄そばは共存共栄できると思う。
ラーメンには沖縄そばが真似できない「素朴さ」があり、反対に沖縄そばは無理してまで
「バラエティさ」を出す必要はない、ということ。
麺も製法は似てても、同じにはできない。
スープも、ベースは同じとんこつでも味の仕上げが違う。

似てて非なるものなのだ。

むしろ、沖縄そばに刺激を与える存在であり、沖縄そばが一歩前進するチャンスなのだ。
沖縄そばとラーメン、どっちを食べるか選択肢が増えたことを喜ぶべきである。
ラーメンと沖縄そばの良きライバル関係が続くことを、むしろ歓迎したいのである。

そう遠くない将来、沖縄のチャンプルー文化が答えを出すことであろう。



同じカテゴリー(ら行)の記事
老人と海
老人と海(2012-09-11 12:45)

ロック
ロック(2012-08-10 12:45)

レキオ
レキオ(2012-08-09 12:44)

ルートビア
ルートビア(2012-08-08 12:43)

琉球音階
琉球音階(2012-08-07 12:42)


Posted by むる沖縄 at 12:41│Comments(0)ら行
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。